― プロジェクト02
ロボティクス

プロジェクト概要

AI、ロボットが活躍し、人と共生する社会は、日本が目指すべき未来社会と重なります。 それは私たちが創業時から強く抱いてきた「ITで人を幸せにする」というビジョンそのものです。

時代は現在の情報社会4.0から、超スマート社会5.0(注1)へ向けて進みつつあり、それを支えるIT技術は飛躍的な成長を見せています。
(注1:内閣府の提唱「Society 5.0」より)

超スマート社会時代の到来を前に、私たちは、コミュニケーション機能を持つ人型ロボットの可能性を探るべく、2015年にロボティクス事業を立ち上げました。

新しいことに常に挑戦し続ける企業でありたいとの思いから、全国各地でのロボットを活用したイベント運営・支援や、専門学校・高校・大学の教育機関向けにプログラミングコースの運営支援や教材提供を通してロボットを身近に感じていただける機会を提供しています。

参加メンバー

  • 伊藤 州一

    リーダー/企画・開発
    プロジェクト統括本部

    宇宙技術、ロボット好きのプログラマー。新しもの好き。プロジェクトの企画立案、ロボプログラミングコースのメイン講師として活躍。サービス運営の屋台骨い。
    2014年入社

  • 濵 綾

    メンバー/マーケティング
    管理運営本部

    プログラミング初体験はロボプログラミング。ロボット事業に関わる中でイチからプログラミングを習得。ロボット活躍の場にも同行。サービス運営、対外交渉、Webマーケティングを担当。
    2015年入社

  • 鹿野 早友子

    アシスタント/プログラマー
    情報基盤開発本部

    サービス運営、ロボプログラミング研修のアシスタント講師。ロボプログラミングを学び始めながら、先任メンバーのアシスタントとしてロボット事業を支える。
    2018年入社

プロジェクトについて

01
プロジェクト立ち上げの背景

――― このプロジェクトが立ち上がった背景やいきさつを教えてください。

伊藤

「ITで人を幸せにする」ために、常に新しいものにチャレンジしてこうという社風なので、2015年に人型ロボットのテスト提供が話題になると、早速、応募することになりました。 そして、わずか100台のロボットのうちの1台を抽選で獲得。今になって思えば、獲得というよりも、人型ロボットが我が社に入社することになったというわけです。

私は転職して数か月でした。自由な社風で楽しそうだなと思っていましたが、当初は事務職でしたので、まさかロボティクス事業のメンバーになるとは! イチからプログラミングを学ぶ機会になりました。

伊藤

僕は人工衛生開発を趣味にしている新しもの好き。社長も僕のそんな性格を知っていて、リーダーに抜擢してくれました。 提供された人型ロボットのコミュニケーション機能がどんなものか、調査することからプロジェクトはスタート。ロボット提供企業によるプログラミング講座にも参加しました。

鹿野

当初はマンガやアニメで見るようなマルチなコミュニケーション能力を期待していましたが、実際にさわってみると、対話が本当に成り立つのか、どこまでプログラミングが可能なのか、限界を理解する必要があることがわかってきました。

02
プロジェクトにおける試行錯誤

――― 人型ロボットが実際に活躍する場所とは? どんなことに苦労してきましたか?

伊藤

エステサロンの受付役や、結婚式、結婚式の二次会イベントで司会者と会話をしてみせるイベント設営とプログラムの制作が最初の活躍の場でした。 その後、病院、幼稚園、老人ホーム、英会話スクール、美容院、地域のアンテナショップや、専門学校・高校・大学の授業へと舞台が広がっていきました。 人型ロボットの活躍の場を作るには、台本制作・プログラム制作の事前準備と環境含めた舞台装置としての場づくりが必要で、いずれも試行錯誤と果敢なトライの繰り返しでした。

鹿野

一番の問題は、お客様も、私たちと同じように、初めはマンガやアニメで見るような能力を期待することです。現状での限界を理解していただきつつ、近未来体験の楽しさを味わっていただくことに苦心します。

伊藤

ロボットは、人体認知センサーや顔認識センサー、感情認識、会話機能、日記機能などスマートIoTに類する機能を持ち合わせています。その応答や返事を頭や腕、腰などを自由に動かせるロボットで、どのように表現し、楽しんでいただけるか、工夫を重ねてきたというのが実情です。

例えばエステサロンでは、人型ロボットが受付に立つことで人員を減らしたいというご要望をお持ちでしたが、実際にできるのは、「ご来店ありがとうございます。今日はどのようなお悩みですか?」と声をかけ、胸のタブレットに表示させたいくつかのお悩み別コースをお客様に選んでいただくことくらいまで。

伊藤

イベントの舞台で、司会者と掛け合いをさせたりもしたね。主催者と30分に及ぶシナリオを用意して。

鹿野

スタッフが舞台裏でリアルタイムに会話を操作しますが、Wi-Fiで動いているので、つながらなくなるというアクシデントなど、いくつも体験しました。

伊藤

試行錯誤を繰り返した結果、大切なのは、クライアントに対してもエンドユーザーに対しても「SHOW」の発想で挑み、ロボットの近未来的な魅力を感じてもらうことだと考えています。

03
プロジェクトを通じて得られた経験

――― 人型ロボットには、どのような可能性を感じていますか?

舞台にロボットが登場して、パフォーマンスを披露すれば、驚きと笑顔が広がるのも事実。今では3台の人型ロボットが業界最安値で活躍しています。

伊藤

これまでに、100件以上の依頼を請け、1000人以上のお客様を楽しませてきました。 お客様のご要望に応じて、さまざまなロボアプリを開発し、シナリオを作成してきたことで、お客様の希望を汲み上げ、可能な範囲で楽しんでいただく最適な使い方を提案することができるようになっています。

鹿野

ロボットをカスタマイズして提供できる企業はまだ少ないので、業界で一定の地位を築けていますね。 可能性を感じているのは、教育現場への派遣です。

高校・大学に派遣して、プログラミングを学ぶ楽しさを実感してもらうといったことをしています。ここから多くのプログラマーが育てば、未来に貢献することになりますね。

伊藤

当社にとっても、こうした先進的なものに取り組んでいくことには大きな価値です。技術の蓄積はもちろんですが、新しいことに挑戦することで固定観念に囚われず、さらに新しいことを生み出す可能性が広がると感じています。

鹿野

私自身、チャレンジできる環境にいることにワクワクしています。恐れずにチャレンジすることで「近未来体験を広く世の中に提供」し、「ITで人を幸せにする」を実践したいと思います。

ITで人を幸せにする